感想『灼熱カバディ』武蔵野創 1巻

スポーツ

アニメが4月から始まるので、その前に読んでみました。

※ネタバレあります。ご注意ください。

あらすじ

中学時代「不倒の宵越」としてサッカー界でエースとして注目されていた宵越竜哉。

実はスポーツが大嫌いで、私立能京高等学校入学を機にスポーツとは程遠い、動画配信サイトに夢中になっていた。

学校が終わり、学生寮の自室で生放送の配信を始めていると、すぐに一人目が入室した。

入室した人は何故か宵越の元にサッカー部の勧誘が来ていたことを知っており、「(また)来るかもよww勧誘ww」とコメントを流してきた。

慌てた宵越の自室にコメント通り、一年の畦道相馬がカバディ部の勧誘にやってきた。

いつも通り勧誘を断ろうとしたが、畦道に体を捕まれ、自分よりも遥かに小柄な畦道の拘束を振り切れず宵越は驚く。

帰る気のない畦道では話にならないと、見学だけ行こうと旧体育館に向かう。

ネット上でネタにされているカバディ。動画配信のネタにでもしようと思っていた宵越が見たのは、ガチムチの男が勢いよくタックルしている状況だった。

カバディってなんだ!?と驚く宵越をよそにガチムチの男二人がべたべたと観察し始める。

ガチムチの男二人を止めた副部長の井浦は宵越の生配信を知っており、生配信の情報を囮に体験していけと嫌な笑みを浮かべる。

宵越は仕方なしに井浦からルール説明を受け、簡単に説明したところでやってみようと無茶ぶりを振られる。

長時間の練習後、井浦はお礼として宵越の動画を宣伝しておいたとコミュニティメンバーを100人以上になった画面を見せる。

入部してくれるなら何千人も増やせるとたぶらかす井浦だったが、いきなりはと譲歩して畦道との勝負を持ちかける。

まんまと乗せられた宵越は、畦道に負けてしまいカバディ部に入部することになってしまった。

感想(ネタバレあり)

スポーツ漫画は、ルール説明から始まるものですが、名前すら知らなかった私でも大まかには理解できました。

宵越は才能にめぐられただけのやる気のないイケメンではなく、プライドが高く、負けず嫌いで、熱い男でしたね。スポーツ漫画はこれでないと話が進みません。

スポーツ嫌いの理由も、サッカー時代の仲間たちとの温度差が原因。

宵越は嫌々言いながらも、手を抜くとこはしない。負けても次勝つためにどうしたらいいのかをメシをそっちのけで考えるほど。

勝負なら常に最善を尽くすのが...普通だろ

宵越は勝ちが決定している試合だろうと全力を尽くす。

いつも一人突っ走って本当の仲間がいなかった宵越にとって、畦道達は新鮮で、自分の熱い部分を再び燃え上がらせてくれた。

スポーツ以外の事も負けず嫌いのようで、部員の中で畦道にしか彼女がおらず、しかもその彼女がとても美人。宵越が怒りたく気持ちも分かりますね。

畦道の素直な性格は宵越にいい影響を与え、また宵越も畦道にいい影響を与えている。いいコンビです。

サッカー部の顧問が宵越が男好きだと勘違いしてしまい、もう部員にまで広まっています。このネタも所々出てきそうですね。

やはり少年漫画はキャラが一人一人個性豊かで面白いですね。

アニメ始まる前に一通り読もうと思います。

 

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