感想『MARS RED』原作:藤沢文翁 漫画:唐々煙 1巻

原作は音楽朗読劇。

2019年に漫画が連載開始。

2021年4月にアニメがはじまります。

アニメのキャストを見て「石田彰さん、諏訪部順一さん、山寺宏一さんに鈴村健一さん...これは...見なきゃダメでしょ!」と思った私です。朗読劇を見に行きたかった!!

漫画があるということを知り、漫画を読んだので感想書きます。

※ネタバレあります。ご注意ください。

あらすじ

大正ロマン。花咲く絢爛なる時代。

先進的な欧州の文化が入り、新しい時代が始まる中で蠢く影があった。

東京では人間が喉を食いちぎられる事件が多発していた。

野良犬の仕業だと思われているが、日都新聞の新米記者 白瀬葵は殺人事件だと考えていた。

ある夜、葵は血痕を見つけ後を辿っていくと西洋館にたどり着いた。

館を探っていた葵は片目を隠したやばい男とぶつかってしまう。その男ともう一人の男は会話もそこそこにすぐに立ち去っていく。

男達の歩いた後には血の跡があり葵は慌てて二人を追おうしたが何者かに捕まってしまう。

連れていかれた先には二人の死体。葵は人の姿した化け物に襲われそうになる。

しかし、先ほど出会った男達に助けられ、さらにガスマスクをした二人の男も現れ化け物を殺していった。

葵が気が付いたころには朝になっており、先ほどまで見ていた光景はどこにもなくなっていた。

館には陸軍が映画撮影の機材事故で館に被害が出たため後始末に来ている状況だった。

夜見たのは本当に映画の撮影だったのかと困惑する葵。

後始末に来ていたのは、大日本帝国 陸軍憲兵司令部 第十六憲兵駐屯所「零機関」という部隊だった。

葵は零機関という単語に何かを思い出したのかメモを取り始める。

夜、ガスマスクをした男は死亡告知が届いていた幼馴染の秀太郎だった。

これはヴァンパイアと人間の物語。

感想(ネタバレあり)

ヴァンパイアがいる世界です。

ヴァンパイアに噛まれて死なずに生き長らえた人は人ではなくヴァンパイアとなる。

ある日突然、太陽光に弱く、強い臭気に耐えられず、血液しか摂取出来ない体となってしまい、夜な夜な化け物狩りをすることになってしまった葵の幼馴染の秀太郎。

ヴァンパイアにもランクがあり、上位ランクに噛まれた人は上位ランクのヴァンパイアになる。

Sランクに嚙まれた秀太郎は日本で最初のAランクのヴァンパイアとなった。

人としての理性がありながら、ヴァンパイアとなり人間離れした力を得た秀太郎は戸惑いながらも任務を遂行します。

秀太郎はヴァンパイアを殺すことに抵抗があるように思えたのですが、普通に容赦なく切りかかります。腕を切ったりするのは抵抗がないのですね。

ヴァンパイアは自分よりも上位ランクかどうかが分かる本能があり、ランク外の山上ならどんなヴァンパイアも見つけられる。

タケウチと山上と二人の掛け合いが所々出てきて、ギャグ担当のようですね。

山上は損な役回りですが、とてもいい人です。

山上は死んだ亡霊という設定で奥さんに会いに来ます。

自分との思い出よりも残された奥さん達の未来を心配しています。予想通りいい人です。

秀太郎も亡霊という設定で葵に会いに行きます。

葵と秀太郎は死なないと約束していた。にも関わらず秀太郎は死んでしまった。

”死んでも見守っている”という言葉なんて欲しくない葵は秀太郎が会いに来たことを嬉しくは思いません。

秀太郎と葵の二人はこれから進展があるのでしょうか。

陸軍を強化するための要としてヴァンパイアを使った金剛鉄兵計画はなんと20年前からありました。20年で金剛鉄兵は4人だけ。なんて効率の悪い計画だ...。

そして、20年経ってようやく上級ランクである秀太郎が現れた。ヴァンパイアに襲われた人はほどんど死んでしまうため、生きていることが奇跡なのでしょう。

しかし、永遠の命を与えられた彼らは幸せなのでしょうか。

東京になぜかいるSランクでヴァンパイア最高年齢の見た目は少年のデフロット。彼がラスボスなのかはわかりませんが、生きるのも飽きたとつぶやいています。

永遠の命を与えられた彼は何を思うのか。デフロットの目的や過去も気になりますね。

零機関は「最も人間であり続けたいヴァンパイア」の集まりなのです。

原作者のコメントに書かれていました。

人間ではなくなった彼らだからこそ、人間である者たちよりも人間でありたいと強く願う。

彼らが自分とどう向き合っていくのか。2巻以降も読んでいこうと思います。

 

 

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