※ネタバレあります。ご注意ください。
あらすじ
錬金術で作ったお風呂に一番風呂で入っていると、ニコの服が猿に盗まれてしまった。
ニコはブラインド代わりになっていた麻袋を身に纏ってジンとタクミの元へ戻り事情を話す。
猿が逃げた先は洞窟で服を取り戻したくても暗くて入れないのだ。
そこでジンはオイルランタンを作ろうと提案した。
3人はツバキオイルを作ることになったのだった。
登場人物
- ニコ(女性)
アビシル連邦の軍人で錬金術師
タクミの図面のおかげで錬金術スキルが上がり始めた
- ジン(男性)
アビシル連邦の軍人で炊事班に所属
ニコとタクミが仲良くなっていることに嬉しさが隠し切れない様子
- タクミ(男性)
モルト共和国の軍人でアビシル連邦に捕まっていた
元大工
- サラ(女性)
アビシル連邦の軍人で機械整備班に所属
本当はモルト軍参謀本部情報局の工作員だった
感想
ニコとジン、タクミの連携が良くなってきました。
3人とも率先して次から次へと行動します。
ツバキオイル作って、魚を取って、小屋に断熱材を入れて。
生活の質がどんどん上がっていきます。
ニコは今まで鍵すら作れなかったのに今では薪ストーブまで作れるようになりました。
一流の錬金術師はやっぱり船も造れたりするのでしょうか…?
ニコの成長が楽しみですね。
ニコの服を盗んだ猿が可愛すぎて…
服を返してもらう代わりに、ニコが樹脂製の容器から綿を錬成してクッションを作ってあげました。
化繊の綿って樹脂で作れるんですね。はじめて知りました。
クッションに乗った時の猿の感動した表情も、クッションの中でぬくぬくとしている姿も可愛い!本当に始終可愛い!
このまま一緒に生活すればいいのにと思ったのですがそうはなりませんでした。
ニコ達が乗っていた建設用資材を運ぶ輸送船が沈没したためもう一度輸送船を出していたのですが、その輸送船もモルト軍の攻撃にあってしまいました。
その攻撃で海に投げ出されてニコ達のいる無人島に流れ着いたサラ。彼女は機械の専門家でした。
サラが発電機を直したことでついに電気が使えるようになったのです。文明が進化しました!
ですが、サラはモルト軍の工作員。
この無人島で争ったところでどうしようもないと思うのですがどうなるのでしょう。
2巻もサバイバルネタで終わり、国に帰れる様子がありませんね。
一体いつまでサバイバルするのでしょうか?