※ネタバレあります。ご注意ください。
あらすじ
ここ数日のミワの体験はまるで映画の世界のように、ドキドキ、ハラハラの連続だった。
しかし、人生は映画ではない。
街中で美羽さくらに声を掛けられ、カフェで話すことになったミワは汗が止まらない。
美羽にどういうことなのか説明を求められるもミワは謝罪しか出てこなかった。
そんなミワに美羽は「そういうのいらないです」と反応する。
生産性のある話をしてくださいと言われたミワは美羽に言われるがままに経緯を話した。
警察に連絡をすることも考えた美羽だったが、どうしてもミワに聞きたいことがあったのだ。
どうしてなりすまそうと思ったのか。
ミワは覚悟を決めて「八海崇さんが好きなんです。」と正直に話したのだった。
感想
美羽が本当に変わった人でした。
ミワが八海が好きだから美羽になりすまそうと思ったという答えを聞いた途端に冷静沈着だった美羽が別人のようにオタクと化しました。
ただの八海オタクかい!
美羽のハイテンションさに私もミワと同じ反応してました。
でも美羽はミワとは少し違う八海オタク。
同じものを好きになっても在り方はそれぞれ違うもの。
ミワはDVDを集めて映画もじっくり鑑賞するタイプ。
一方で美羽は映画はクラウドでデータ管理して、映画は倍速で見るタイプ。
私もどっちかというとミワタイプで好きな作品を倍速で見ようとは思えない。
ミワが八海にクッキーを渡すことになり結果的にクッキーを渡せたのですが、なんと袋の中にミワの電話番号が書かれた手紙を美羽が入れていた。
結果的にどんどんミワと八海の距離が縮まっていくのですが、美羽の意図はなんだったのか…。
美羽には何か思惑があるのか、ただただミワの状況を楽しんでいるのか。
怒っていないと美羽自身が言っているので復讐とかそういうものではないはず。
それにしても八海は本当に言葉が足りなすぎる。
昭和のスターってこんな感じかな?と思ってしまう。
秘すれば花にも限界はあると思うのですよ。
次回、ミワはプライベートで八海に会う。
ミワの映画好きが八海に届きますように。
夏まで気長に待ちましょう。