※ネタバレあります。ご注意ください。
あらすじ
撫子はある店でチンアナゴ柄の浴衣の帯を見つけて衝撃を受ける。
こんな柄もあるのかと見ているとすぐさま店員が近寄って来てセールストークをし始めた。
撫子はちょっと見ていただけで浴衣の着方も分からない。
着方のプリントも差し上げるから大丈夫だと言う店員に困っていると、ふと目に着いた浴衣に一目惚れし結局お買い上げしてしまった。
友達と行く花火大会に浴衣を着ていくことにした撫子は何度も着方を練習。
しかし花火大会当日、あまりの暑さと下駄の痛さに死にそうになっていた。
家から駅までで歩けないほど靴擦れしてしまった撫子が駅前で休憩していると1人の着物を着た女性が絆創膏を差し出してくれた。
撫子はありがたく絆創膏を貰いべとべとと貼っていると女性の格好に驚く。
なんと女性は着物にスポーツサンダルを合わせていたのだ。
着物の固定概念が崩れた撫子。
ルールや伝統も分からない撫子がその女性をきっかけに着物の世界にハマっていくのだった。
感想
着物を色んな着方で楽しむお話。
どの着方も可愛くてかっこよくて素敵でした…。
響の着物の着こなし方を見て着物の固定概念が崩れた撫子。
初めて出会った人が着物警察じゃなくて本当によかった。
着物って高くて堅苦しいイメージがありますもんね。
柄に惚れて買ったはいいものの着物のルールが分からなかった撫子にとって響の考え方は救いでした。
着物はどんな着方しても良くて洋服と同じで遊べる服。
きちっとした着方はもちろんかっこいいですが、サンダル合わせたりスカート合わせたりしてもかわいい!
この漫画を読んでいるだけで着物が欲しくなってしまいますが、響も言っていたとおり「着倒れ」だけは避けないといけません。
着物破綻はだめだ…。
撫子がまんまとカモにされた呉服店もそれが営業スタイルだと言われればそれまでですが、1着60万、126万もするなんて…手が出ません。
服でローンを組むってどういうことだ…、と思ってしまいました。
ローン組めると聞いた時の撫子の反応に私も共感。馬鹿野郎。
響に連れられて行った着物の古着屋に並んでいる破格の着物に驚く撫子。
撫子はどうして1人で呉服店に行ってしまったんだ…。
これから色々着物について学んでいくしかないですね。
1巻で一番素敵だったのはやっぱり響のおばあちゃん!
いくつになっても素敵な格好で街を歩きたいですね。
おばあちゃんも勇気を出して素敵な柄の着物を着てきてくれました。
もうかっこよすぎてかわいすぎる!!
少し前に着物をアレンジして着るのが話題になっていたりして着物がもっと洋服と同じようにカジュアルにみんなが着れるようになるといいですよね。
着物にロングスカートとブーツを合わせた格好をしてみたいなぁ。
調べてみたら近くに古着屋がありそうなので行ってみようかな。
漫画としてはカモにされた呉服店の男性店員と撫子の進展があるのかな?
恋愛要素はないか…?