※ネタバレあります。ご注意ください。
あらすじ
社内で唯一の喫煙者である幸田は社内での立場が非常に悪い。
“また煙草吸いにサボっていた””煙草休憩はフェアじゃない””喫煙者は彼女できない”と喫煙者のイメージは最悪。
幸田がそんな言葉を浴びさせられていると社内のマドンナ敷島と目が合った。
彼女はどんな時もマスクを外さず、飲み会はおろか食事もいつも一人で彼女の素顔は誰も知らない。
そんな敷島と目が一瞬合った後も煙草の話から煙草に関係ない身だしなみのダメ出しまでくらってしまった幸田は逃げるように非常階段の喫煙所に向かう。
そこは喫煙者のヒミツの避難所であり、誰もの知らない敷島のヒミツを知ることができる場所だった。
感想
社内唯一の喫煙所とマドンナのお話。
こんなマドンナが私の社内にも欲しい…。
マスク詐欺ではなく、敷島さんは本当に美人で仕事もできる人。
渋い煙草を吸い、隠れた名店を知る粋な人です。
私も煙草は吸わないですがここまで露骨に喫煙者に嫌味を言うのはどうなんだろうと思ってしまいました。
確かに煙草臭い人いますし煙草休憩いいなぁと思うことありますが、吸ってない人もちょっと長い休憩すればいいのでは?と思ってしまう。
どこで長い休憩すればいいのかは私も分かりませんが…。
眠気冷ましにトイレ行くぐらいしかないんですよね…。
敷島さんも言っていましたが能率的な作業に適度な小休憩は必要です!
風当たりが強すぎる会社にいる幸田。
社内の人達はまさか敷島さんも喫煙者だとは思いもしないでしょうね。
幸田と敷島さんの距離が次第に縮まっていきます。
敷島さんの偶に起こす大胆な行動は幸田に好意があるからなのかどうなのかがよく分からない。
話的には好意があるのだろうと思うのですが絶対好きだろうという確信が持てないです。
とてもじれったいですが、そんな不安定な関係も良いですよね~。
ジャケットは絶対に肩掛けで腕を通さないスマートな敷島さんですが、学生時代の先生に恋していて先生が吸っていた銘柄の煙草を吸うという健気な人でした。
(00話ではコートをしっかり着てましたが)
蕎麦屋の大将も言っていましたがここまでスマートな人になるまで色んなことがあったのでしょう。
どんなことがあったかは分からないですが沢山頑張っていたはず!
私もいろいろ頑張ってかっこいい人になりたいなぁと思った漫画でした。
美味しい蕎麦が食べたいです。