感想『魔女と野獣』佐竹幸典 10巻

ダークファンタジー・バトル
出典:佐竹幸典『魔女と野獣 10』

 


※ネタバレあります。ご注意ください。

あらすじ

アンジェラ達による聖騎士団の城を襲った禁具強奪事件から10日後。

奪われずに済んだ禁具の中にどうしても魔女達が欲しいものがあった。

その禁具は初め”種”だった。

それが目を離している間に赤子となり驚異の速さで成長を続け、10日後には幼児となっていた。

本人の意思に反して魔力や魔術が身近にあれば反応し吸収してしまう。

魔力を与え過ぎたら魔女以上の怪物となるかもしれない危険なもの。

手遅れになる前に安全に保管する環境を整えたいがそれが少し難しく、魔響教団が禁具を確保する時間をギドが稼ぐことになった。

感想

アンジェラ達がどうしても欲しい禁具は見た目は男の子になりましたが目が怖い。

心がないから目があんななのか、心が生まれたら目に色がつくのか。

自分の意志に反して魔力と魔術を吸収するって本当にヤバイやつです。

そんな禁具をギドが子育てするというからどんな感じになるかと思いましたがギドはギドでした。

子育てじゃなくて教育。

アシャフから頼まれたので最低限やることはこなしますがギドなのでほとんど何もしない。

数日ではギドに変化が起こるはずはないですよね…。

すぐに禁具は引き取られるようですが本当に引き取られるのか。

アシャフがいるのでギドと行動を共にはできないでしょうけどどうなるのか。

引き取りにくるガンジークの死亡フラグがたったような気がしたのは私だけでしょうか…。

 

聖教会にいる3人の聖女の1人、詠み手の聖女がアンジェラ達が禁具を強奪しにくると詠んでいました。

そして遠くない未来にアンジェラ達との戦いがやってくると処刑人の長が言い切った。

絶対に戦いがあるということですね。

幼児になった禁具も参加すると考えていいのでしょうか。

どんどん強い人たちが登場するので戦いが始まったら何人登場するのか。

早く見たいですがこの戦いが終わったら完結しそうだからまだ当分先で良いかな…。

  

そして久しぶりのハルベルの登場。

ハルベルもオーエントも相変わらず優しい子達。

暗い漫画で癒しの二人。

どうなるのかとドキドキしながら読み進めたら…ダンウォードー!!と叫びたくなってしまいました。

 

次巻はまた戦闘シーンが沢山読めそうで楽しみです。

そろそろ主要人物の誰かが死んでしまいそうで怖いのですが…どうなんだろう…。

3月まで想像を膨らませながら待つことにします。 

 

それにしてもギドって本が読めたんですね。それも速読で。

あとハルベルのお茶が飲みたくてしょうがないのですが実際に作ってくれないかな。

 

 



タイトルとURLをコピーしました