※ネタバレあります。ご注意ください。
あらすじ
本日のお客様は酒吞童子様
鬼一族の頭領にして全鬼界のスターの登場に鬼は興奮が収まらない。
酒吞童子の依頼は整形手術。どんな顔にしたいかと医者が尋ねるととにかく今の顔が嫌でどんな顔でもいいから変えたいとのこと。
まずは今の顔を拝見しようと医者が酒吞童子の顔に貼られていた半紙を取ると医者はこれ以上どうやって美しくするのかと声を上げた。
美しすぎる酒吞童子の顔にときめく女将とみちると鬼。
手術はできないと断る医者に対し酒吞童子は醜い顔にしろと怒鳴った。
そんな酒吞童子に醜い顔になんてできるかと医者は帰ってしまう。
みちる達は酒吞童子の依頼を果たすことは出来るのか。
感想
みちると瑞希に少し進展があった4巻でした。
みちると瑞希と鬼の三角関係みたいに見えるけど、鬼はただただみちるから影を取り返したいだけでしょう。
酒吞童子、浦島太郎、幽霊、長靴をはいた猫、4巻も色んなお客様が来ました。
酒吞童子が鬼に教えた影を取り戻す方法は本当なのでしょうか…。
他にも方法はあるだろうけど、鬼界のスターが言ったことなら嘘ではないんでしょうね。
鬼は一人前の鬼になるために影を取り戻す決意をしますが瑞希の為に待っていてくれる様子。
人間界にいすぎて優しくなりすぎたのか、鬼とはそういうものなのか。
いやいや、早く取り返さないと儀式できないよ!と鬼に言いたいが、みんなで早く影を返す違う方法を見つけてあげて!とも言いたい。
お盆大開放デーでも鬼は良い仕事をしましたので素直で良い鬼なんでしょう。
接客に向いていて羨ましい。
幽霊は面白かった。
びしょ濡れの原因が分かった時はくすっと笑ってしまいました。
有名な童話の登場人物以外にも普通の人の話があるのがこの漫画の良いところ。
お盆大開放デーで幽霊たち乗ってきた精霊馬のカギを預かるところにも笑ってしまいました。
どこに鍵をさすところがあるのか気になる…。
たぬきになったみちるが可愛く、みちると瑞希の距離が縮まってよかった4巻でした。
鬼がどうするのか気になる!