※ネタバレあります。ご注意ください。
あらすじ
黒いセーラー少女の攻撃から守ってくれた謎の騎士。
騎士は私を知らないのかと少女に尋ね、同じ力を持つ者同士の戦闘は禁止だと忠告した。
しかし、少女はルールなんて関係ないとひろみ達に攻撃をしてくる。
分が悪いと判断した騎士がひろみを担いで逃げていると戦闘ヘリコプターが現れ、ゆづるの増援かと思ったのだがなんと撃ってきたのだ。
ヘリコプターから逃げるようにひろみ達はひろみの職場があるビルに突っ込む。
突然窓ガラスを割りながら現れたひろみ達に職場の人達が驚いている中ヘリコプターがさらに攻撃をしてくるのでひろみは慌てて職場の人達を避難させる。
避難させながら周りを見渡して騎士を探すと彼は一般人をカバって撃たれてしまっていた。
出血の酷い騎士はじきに後処理する奴らが来るから”3丁目の黒猫に会わせてくれ”と伝えろとひろみに言うと床に倒れてしまい騎士の姿が解ける。
何と騎士は白馬さんだったのだった。
感想
2巻も表紙が素敵でした。
白の騎士が白馬でした。
名前が白馬だからそうだよね、と納得。何故気が付かなったのでしょう。
1巻ではどんな世界観か全く分かりませんでしたが2巻で判明しました。
魔法は普通にある世界でした。
警察に魔術対策部があるぐらい日常茶飯事だったとは。
ひろみが魔法少女になった理由はゆづるが関係しているかもしれない。
1巻を読むと無関係に思えるけどどうなのでしょう。
魔女が意味深なことを言っていました。ゆづるは敵か味方か。
ひろみの魔力が多いようなので最後は世界でも救っちゃうのかな?と期待。
ひろみが自分の職場に突っ込み、会社がめちゃくちゃになってしまった状況を見てどこかすっきりしている所はさすが社畜です。
清々しいでしょうね。
魔法警察によって元に戻ってしまい残念がるひろみでした。
学校へ潜入捜査する時も職場には長期出張ということにしてあると白馬が言えば、「サイコ~じゃんかよ」と嬉しそうなひろみ。
仕事しなくていいのならサイコーに決まっています。
上司のカツラが取れてしまってからのくだりは面白かった。
おかげでひろみの魔力操作向上に繋がりました。
嫌いな上司だったら放っておけばいいのに、ひろみは解決しようと必死です。
悪人には成り切れない人ですね。
2巻もテンポよく進みあっという間に読み終わってしまいました。
3巻ではゆづるが何者か、謎が解けることを期待します。