【ネタバレあり】”夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者” 感想

映画「夏目友人帳 石起こしと怪しき来訪者」を見に行ってきました。

約4年ぶりのアニメ化。

今回は原作21巻第82話、24巻第97、98話の2部構成の映画です。

※ネタバレがありますので、ご注意ください。

あらすじ

石起こし

主人公 夏目貴志は遊びに行ってくると出て行ったきり数日帰ってこない用心棒、にゃんこ先生を探して森を歩いているとミツミと呼ばれる妖怪に出会う。

岩場を守る神、岩鉄様の89番目の子分であるミツミは、眠っている岩鉄様を起こす役割”石起こし”を任されていた。

にゃんこ先生や他の妖怪が褒美目当てに石起こしの役割を横取りしようと企んでいると知った夏目は、ミツミを手伝うことに。

怪しき来訪者

夏目の友人、田沼要の元に紫の髪の男性がやって来る。彼は散歩に出かけようと毎日いろんな場所を田沼に案内をさせていた。

不信に思った夏目は、用心棒として男性が田沼に危害を加えないように見守ることに。

しかし、田沼には気になることがあって…。   

やり遂げられると信じてくれた者に応えたい

ミツミは兄達から「子分にふさわしないから辞めてしまえ」と言われ続けています。

それでも、助けてくれた岩鉄にご恩を返したいという強い思いで子分であり続けました。

石起こしをやり遂げてみせると震えながらに手を挙げたミツミに、岩鉄はお前なら必ずできると信じて役目を任せます。

信じてくれた岩鉄の期待に応えたいというミツミの強い気持ちに、私は羨ましいと思ってしまいました。

期待していない相手に大事な役割を任せる訳はありません。私は、最初は期待に応えようと頑張ってみるものの、少しでもできないと思ってしまうと「もういいや」と辞めてしまうことがあります。

それは相手を悲しませ、落胆させてしまう。相手との関係性も終わってしまうかもしれない。

結果はだめだとしても、最後までやりきることが大事だと考えさせられました。

夏目はにゃんこ先生が大切

夏目はにゃんこ先生が側にいないと不安なんですよね。洞窟の中を走っている時も「にゃんこ先生と見れたら」と先生のことを考えています。

にゃんこ先生もなんだかんだ言いながら夏目を助けてくれるので、見ていて微笑ましいです。

田沼とササメのつらい思い

妖怪が見える夏目と、妖怪の気配を感じ取れるだけの田沼。

力が強くなっていく三篠と、力が衰えていくササメ。

ササメの三篠に追いつきたい気持ちに田沼は共感してしまうのです。

でも、夏目も三篠も力があるから友人になった訳ではない。

三篠は今までの勝負した場所を田沼の中に入ったササメと見て回りながら、「懐かしい」と思いをはせます。三篠の周りは、夏目やにゃんこ先生達がいてにぎやかですが、心が満たされているとは限らない。ササメといろんな場所で勝負した思い出は、三篠にとってかけがえのないもの。

大切な人相手に損得勘定なんかで動いたりしない

大切な人が困っていたら、得か損かを考えて行動なんてしない。

友人だから助けるし、大切だから何かしたいと思うもの。

ササメはいつの間にか力だけでなく心まで痩せていまいました。でも、三篠の思いに気が付き、勝負を楽しもうと田沼から離れます。

田沼は三篠が妖怪かもしれないと思いながらも、見えもしない妖怪のことを見える夏目に相談することができなかった。夏目からしたら、妖怪か妖怪じゃないかなんてことはどうでもよくて、大事な友人だから気になっていることや困っていることがあれば話してほしかった。

私も友達が成績が優秀だったり、自分にはできないことをやっていたら、「自分なんて…」と卑下しまうことがあります。でも、自分の方が優れていると思いたいから友達になった訳じゃないし、友人と能力を比較することでもない。困っていたら助けてくれるし、私も力になりたい。

まとめ

久しぶりのアニメ化です。動いている夏目やにゃんこ先生が見れてとにかく嬉しい。

夏目友人帳は「いい話だなぁ」と思う話がたくさんあります。

定期的にアニメ化してくれることを期待します!

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