※ネタバレあります。ご注意ください。
あらすじ
甲斐田 一虎、大学1年生。
2週間前に自分を引き取ってくれた叔母を亡くし、悲しさを紛らわすようにバイトばかりしていたがそろそろ身体が限界に来ていた。
その日、一虎はバイトが終わり自転車で雨の中を走っていると鴨川の土手に一匹の犬が捨てられているのを見つける。
犬の側には手紙があり内容を読んでみると
「舌の肥えた犬です。手に負えません…。パンが好きらしいです。与えてください」
と書かれていた。
その犬の名前は、コッペ・パン
パン好きな犬とそれに振り回される男の物語。
感想
京都には沢山のパン屋があることを知り、犬ってパンを食べても大丈夫なのかと不安になった漫画でした。
私はペットを飼ったことがないため知らなかったのですが、種類にもよりますが与え方に注意すればパンを食べても問題ないようです。
良かった…。
表紙を見て、一虎ことイチの右目の下にある三角は何かと不思議に思っていたら傷でした。
複雑な家庭環境にあったイチ。
でも叔母さんのおかげで素直でいい奴になれたようで本当に引き取られて良かった。
コッペと出会ってから色んな人と出会って再会して成長していくんでしょう。
漫画だからなのは分かるのですが、イチとコッペの会話が通じ合いすぎて凄すぎる。
コッペの前世は人間なのではないかと思うほど人の言葉が分かってすごい。
それにイチもコッペのことをよく見て理解していて優しい男です。
イチは傷があるから周りから怖がられるけどコッペといればそんなことはなく。
イチとコッペは良いコンビです。
ペットサロンのともやすがとてもいい人。
人見知りのイチにぐいぐい来てくれるのでイチに友だちが出来て、イチとコッペの仲も進展していきます。
熱弁が始まるとイチが圧倒してしまいますが、愛があればこそ。
これから何か起きた時はともやすがアドバイスくれるかもしれない。
現時点で3巻まで出ているから登場しているのかもしれませんが、ともやすの双子の妹はしょーこだと推測!
そして外面は面倒見の良いお姉さんだが、実際は腐女子!
髪色と目の感じでそうだと思いましたが、違うか…?
きっとずっとイチがコッペと暮らすことになると思いますがこれからどんな出来事が起こるのか楽しみです。
漫画を読んだ後にパンを食べずにはいられず、食パンを焼いて食べました。
京都行った時は絶対に志津屋のパンを食べます。