※ネタバレあります。ご注意ください。
あらすじ
明智ウシロ 26歳、やっとの思いで入った一流企業での生活は社内不倫を理由にあっけなく幕を閉じた。
不倫相手の「離婚する」という言葉を信じていたウシロだったが、結果として社内でウシロ指をさされて逃げるように三流企業の契約社員になってしまう。
その日のウシロは朝から胃痛が酷く、クソ上司との面談で4期務めれば正社員登用のはずが契約更新という結果に終わり、さらには不倫相手に毎月5万の慰謝料を支払う最悪の日だった。
そんな日でも晩酌の時だけは幸せを感じていたウシロだが、胃痛が酷くなんと酔っぱらったまま大量の胃薬とお酒を同時に摂取してしまう。
そして気が付くとウシロは何故かおネエに押し倒されていたのだった。
感想
この恨み、はらさでおくべきか…
クソな人生を送ってしまっているウシロがおネエ守護霊 正子と共に日々の恨みをはらしていく漫画。
どっちが悪人かわからないくらい、ウシロと正子の顔が悪人顔で笑ってしまいます。
ウシロが不憫すぎて笑いたいのに素直に笑っていいのか…、と悩みながら笑っていました。
突っ込みどころ満載で
「胃が痛くなるほど頑張る私が好き」というキャッチコピーってなんなの…
胃薬丼ってなんなの…
そんな上司いるの…
と本当にクソな人生だな…と思ってしまします。
ウシロは不倫相手を祟ることが最終目的ですが、その前に人を祟りすぎて死んでしまわないか心配…。
素は良い人なのかな?と思いながら読んでいますが、正子の力が強すぎてウシロが大変なことになったりして。
最初の標的はクソ上司でしたが、現実にこんなモラル旧石器時代の人がまだいたら衝撃です。
悪気なくアウトな発言をするのですごいと関心してしまうほど。
誰の為にもならない発言ばかりでよく今まで仕事できたな、としみじみしていまいます。
カフェの店員が今後も関りがありそうですが、敵になるのか味方になるのか。
正子が成仏されないことを祈ります。
そして正子の過去も少しはやってくれるといいなと期待。
明智、織田、徳川が出てきているので豊臣がいつ出てくるのか楽しみです。
現時点で3巻まで出ているので読んでいきます。
電子書籍の価格が紙の半分という点がとても嬉しい。